ぺーいちろうです。
今日はお風呂の石鹸カスの落とし方についてです。
目次
お風呂の石鹸カスの落とし方
お風呂の汚れの中で代表的なものとして石鹸カスがあります。
字のごとく石鹸・ボディソープ・シャンプーなどが残って汚れになっているものです。
自分の体に石鹸の泡が残っていたらきれいに洗い流したり上がってから気付けばバスタオルで拭くでしょう。
しかし、浴室に残っているものは気づかず放置してしまうことが多いのです。
その石鹸カスの落とし方や石鹸カスの種類について説明しています。
まず石鹸カスの種類!
石鹸カスは2種類ある
石鹸カスには、2種類あります。
金属石鹸と酸性石鹸です。
どちらもお風呂でよく見られるものですがどちらかわからない場合もあるでしょう。
金属石鹸
金属石鹸とよばれる石鹸カスは、石鹸に含まれる脂肪酸異音が水道水に中のカルシウムやマグネシウムと結合してできる石鹸カスです。
白くて硬いものが金属石鹸です。
金属石鹸の性質はアルカリ性です。
アルカリ性の汚れなので酸性の洗剤が有効です。
酸性石鹸
対して酸性石鹸があります。
酸性石鹸は皮脂汚れと石鹸の成分が結合してできます。
皮脂汚れを落とす十分な量の石鹸の成分がない場合に作られます。
皮脂汚れは酸性の汚れなので酸性石鹸はその名前の通りに酸性の石鹸カスになります。
グレーや黒っぽいベタベタしたものが多いです。
酸性の石鹸カスはアルカリ性の洗剤で落ちます。
石鹸カスの落とし方
石鹸カスの落とし方に説明します。
金属石鹸が酷い石鹸カスになると水垢と同じように酸性の洗剤を使って落とすことになります。
というのも金属石鹸の石鹸カスがかなりついているところは水垢もひどい場合が多いのです。
酸性洗剤を塗布して必要な場合は、酸性クレンザーで石鹸カスや水垢を取ります。
関連記事⇒風呂掃除!酸性洗剤は水垢を落とすときに使います【種類と使い方】
金属石鹸カスや水垢が除去できたら皮脂汚れの酸性石鹸の石鹸カスがあればアルカリ性の洗剤を使いましょう。
酸性石鹸の石鹸カスは酸性なのでアルカリ性の洗剤が効果があります。
浴室にある石鹸カスは金属石鹸か酸性石鹸かわかりにくいものも多く、酸性石鹸の石鹸カスに近いようなものが多くみられます。
石鹸カスを実際に落としてみた
今回、お風呂の椅子についた石鹸カスを酸性・アルカリ性・中性と椅子のいろいろな部分を使って実験してみました。
使用した洗剤等
- クエン酸
- 重曹
- スクラビングバブルバスクリーナー
- おふろのルック
- 茂木和哉水垢洗剤
- キッチンペーパー
- ラップ
- スコッチブライトハイブリッドスポンジ
- 茂木和哉超人たわしZ
※茂木和哉水垢洗剤は超人たわしのみを使っています。
他の洗剤はキッチンペーパー・ラップ・スポンジです。
クエン酸・重曹・スクラビングバブルバスクリーナー・お風呂のルックは同じやり方です。
★クエン酸で石鹸カスを落とす
酸性のクエン酸を使って石鹸カスを落とします。
クエン酸水は200CCに対してクエン酸の粉末小さじ1杯を入れて溶かせてスプレーボトルに入れたものです。
30分放置してハイブリッドスポンジで軽く擦ると石鹸カスが簡単にとれました。
関連記事⇒風呂掃除をクエン酸でする!水垢をナチュラルパワーで除去します
★重曹で石鹸カスを落とす
重曹で石鹸カスを落とすには重曹ペーストを使います。
重曹2に対して水1の割合で混ぜます。
ほぼ力はいらない感じです。
★スクラビングバブルバスクリーナーで石鹸カスを落とす
次はジョンソンスクラビングバブルです。
アルカリ性のお風呂洗剤で石鹸カスに強いところがセールスポイント!
30分後にハイブリッドスポンジで軽く擦ります。
★お風呂のルックで石鹸カスを落とす
お風呂のルックで石鹸カスに挑みます。
ルックは中性の洗剤で泡切れの良い万能お風呂洗剤。
その後同じようにキッチンペーパーとラップを被せて30分置きます。
その後スポンジで軽く擦ります。
関連記事⇒お風呂のルックは泡切れの良くバスマジックリンより使いやすい
★茂木和哉水垢洗剤で石鹸カスを落とす
最後に茂木和哉水垢洗剤を使います。
茂木和哉水垢洗剤は、スルファミン酸の酸性クレンザーです。
酸性クレンザーの特性から、石鹸カスのついているところに茂木和哉超人たわしを使って磨きました。
クレンザーを付けて円の描くように磨いて水で流すだけ。
クレンザーの研磨パワーと放置時間がないので短時間で石鹸カスが取れます。
関連記事⇒茂木和哉水垢洗剤の使い方と効果【仕事場のお風呂で使ってみた感想】
石鹸カスを落とす実験のまとめ
5種類の洗剤で石鹸カスを落としてみました。
結論から言いますと、そこまでひどくない石鹸カスにはキッチンペーパーとラップで湿布して置くと簡単に擦れるだけで取れます。
取れ方に若干の差があります。
重曹ペーストが最も簡単に取れました。
次はスクラビングバブルバスクリーナーです。
石鹸カスに強い洗剤らしく簡単に取れました。
そうはいってもお風呂のルックもほぼ同じような感じで取れました。
クエン酸は酸性ですがきっちろ取れましたがこの中では少しだけ力を入れて擦りました。
石鹸カスが酸性のものなので酸性のクエン酸の効果が微妙な差になったのではないでしょうか。
茂木和哉水垢洗剤は、酸とクレンザーのパワーで簡単に石鹸カスが取れました。
ただ茂木和哉水垢洗剤はコスパは良くないのがネックです。
以上の結果ですが、先ほども書きましたが酷くない石鹸カスに対してはキッチンペーパーとラップを使えばどの洗剤でも取れるということです。
石鹸カスの度合いが酷くなると重曹ペーストがよいでしょう。
金属石鹸の石鹸カスなら茂木和哉水垢洗剤がおすすめです。
お風呂の洗剤は、石鹸カスやカビや水垢に対応したものが販売されています。
その中で市販で買えるお風呂洗剤の中でプロの目から見ておすすめのランキングを作ってみました。
お風呂洗剤ランキング【プロがおすすめする市販お風呂洗剤はこれだ!】
石鹸カスがつかないように予防する
お風呂掃除が日常的に行われていればそうそう石鹸カスもつきません。
ただそれがなかなかできないことなのです。
予防方法としては、お風呂を出るときに熱いお湯を腰から下の高さ中心にかけます。
50度くらいがいいのですが、体にかかると熱いので45度前後のお湯にしましょう。
まとめ
お風呂の石鹸カスの種類と落とし方について書きました。
もしご自宅で実践できることがあれば無理のないように行ってください。
石鹸カスがどうしても酷くて取れない取りたくないというかたはプロのハウスクリーニングに依頼を考えても良いのではないでしょうか。
専門の知識と高い技術でお風呂をきれいにしてくれます。