お風呂の汚れで重曹を使えば取れる汚れがあります。
代表的なものが皮脂汚れや湯垢です。
今回は、重曹を使ったお風呂の掃除について書きます。
目次
お風呂の汚れに重曹を使う
お風呂汚れに重曹は有効です。
重曹はあらゆるシーンで活躍します。
お風呂もその一つです。
とはいえ、
お風呂のすべての汚れに重曹が効果があるわけではありません。
お風呂汚れで重曹が効果があるのは、
- 皮脂汚れ
- 湯垢
- 石鹸カスの一部(酸性石鹸カス)
になります。
これらは酸性性質の汚れなので弱アルカリ性の重曹に効果があるのです。
ちなみに水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性の成分の洗剤が有効になります。
重曹は強力な洗剤ではありません。
むしろ力としては弱めです。
それでも効果は強力な洗剤にはそれは及ばないですが効果があります。
強力な洗剤は、確かによく落ちますが使い方が難しく素材や使う人の体を傷める可能性もあります。
重曹は、安全に使える洗剤なのです。
お風呂掃除での重曹の使い方
- 重曹ペーストにして使う
- つけ置きにして使う
- 洗剤に混ぜて使う
他にもありますが代表的な使い方です。
重曹ペーストでお風呂掃除
重曹ペーストでお風呂掃除をします。
ペーストとはノリ状のものです。
重曹ペーストは重曹のノリ状のもので汚れに塗って放置すると汚れが浮き上がって取れるという効果があります。
重曹ペーストの作り方は簡単です。
重曹と水を2:1の割合で配合して混ぜるだけです。
3:1と書いていることが多いですが、3:1では緩くシャブシャブしてる感じになり粘土が弱いです。
コップに重曹と水を配合して混ぜます。
今回はスポンジで塗ります。
湿布したいのでラップをかぶします。
30分から1時間くらい放置してラップを剥がしてスポンジやブラシで洗います。
ラップをしないとどうなるかといえば、水分がなくなり食塩が塗られたような状態になります。
洗った後は水でよく流しましょう。
エコな洗剤といえ残留させないほうがいいのです。
重曹のつけ置きでお風呂掃除
重曹のつけ置きは、浴槽で
浴槽の残り湯を利用するのです。
浴槽の残り湯を8分目くらい増やします。
重曹を200~300g入れて溶かせます。
このときにお風呂で使っている洗面器やおもちゃなども一緒に入れてあげましょう。
一晩おいて朝にお湯を抜いてスポンジやブラシで小物を洗ったり浴槽の内側を洗います。
最後は水でよく流します。
お風呂洗剤に重曹を混ぜる
市販のお風呂洗剤を使って掃除するときに重曹を混ぜて使うとパワーアップします。
市販の風呂洗剤でできれば中性の洗剤がいいです。
おふろのルックやバスマジックリンなどです。
これらで洗う時に重曹の粉末をかけてスポンジで洗うと重曹の研磨効果が得られて多少キツイ汚れがスッと取れます。
重曹を使うか通常の洗剤を使うか好みの問題
重曹を使うか通常のお風呂洗剤を使うかは好みの問題です。
市販のお風呂洗剤も洗浄力は界面活性剤が入っているので当然それなりに高いです。
一方、重曹はナチュラルでエコな洗剤なので優しくきれいにできます。
・エコで優しい
・洗浄力はそれなりに高い
・皮脂・湯垢に強い
・研磨作用がある
・作るのが少々手間
・時間がかかる
・水垢には効果がない
メリットのほうが多いように思えますが、日々の掃除で大きなウエイトを占めるのが早くできる・時短といった簡単にできることがあります。
重曹はつけ置きやペーストを作ってラップはかぶせるなど手間がかかります。
市販のお風呂洗剤のほうがサッと掃除を始められるのは確かです。
こうなるとそれぞれの好みの問題になってきます。
まとめ
お風呂掃除で重曹は皮脂汚れや湯垢に効果があります。
また水垢以外の汚れなら軽い場合は取れます。
使い方は簡単ではありますが、放置の時間やつけ置きの時間など時間が制約されるのは否めないです。
エコ・ナチュラルで健康志向の方にはお風呂掃除は重曹やクエン酸がおすすめです。